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trk2zpo.exeは、カシミール3Dが生成するTRK/WPTファイルを、ゼンリン電子地図帳Z[zii](以下Zと略す)で読みこみ可能なZPOファイルに変換するプログラムです。 TRK/WPTファイルは、様々な座標系のデータを出力できますが、trk2zpo.exeが読み込めるのは、 測位系がTOKYOのDEG(ddd.ddddd)形式のデータだけです。
入力するTRK/WPTファイルには複数のトラックやポイントを含められます。 その場合、トラックごとに図形は分割されます。
trk2zpo-test4.lzhをダウンロードし、LZHファイルを解凍して、trk2zpo.exeを取り出します。 インストーラはありませんので、これを適当なディレクトリ(フォルダ)にコピーします。 たとえば、"Program Files"の下に"zpoconv"というディレクトリを作って、その下に置きます。
exeファイルをゴミ箱にいれればOKです。レジストリ等の書き換えは行ってません。
trk2zpo.exeはコマンドラインのプログラムです。 ウインドウ表示などは一切ありません。 コマンドラインから実行しても良いのですが、いちばん簡単なのは、TRKファイルをドロップする方法です。
DOSウインドウなどから使いたい場合は、インストールしたディレクトリにパスを通します。
trk2zpo trkファイル [zpoファイル]
zpoファイルの指定を省略すると、trkファイルの拡張子を.ZPOに変更したものを使います。
trk2zpo.exeと同じディレクトリのtrk2zpo.cfgというファイルで、trk2zpo.exeの動作を調整できます。 trk2zpo.cfgはテキストファイルなので、ワードパッドやテキストエディターを使って書き変えます。 基本的な書式は、1行ごとに「キーワード=値」を書きます。 現在、設定できるキーワードは以下の通りです。
Zでは、図形ごとに、32bitデータ4つのIDが振られています。 CSVデータでは"Zi図形ID"、ZPOでは"luid"として書かれていますが、ここではluidと呼びます。 luidはファイルにも保存され、これが一致するものは、同じオブジェクトと見なされます。 これを理解するには、以下の実験をしてみるとよいでしょう。
実験1
実験2
実験から、ZPOファイルの読み込み時は、同じluidを持つ図形がすでに存在する場合は、 図形が上書きされてしまうことがわかりました。 これを「luid衝突問題」と呼びます。
ここで疑問に思うのは、「誰かが作った図形のluidと自分の図形のluidがたまたま同じだったら」 どうなるだろう、ということです。 恐らくluidの生成時に、シリアル番号を見るなどで、luidが重ならない工夫をしていると 思われますが、仕様がはっきりしないのでちょっと不安です。 また、コンバータなどでZPOファイルを生成する場合は、luidの衝突は大きな問題になります。 ZPOファイルの読み込み時には、新規のluidを生成してくれれば楽です。
実験の結果、Z5では、luidを持たないZPOファイルを読み込むと、新規のluidを生成してくれる ことがわかりました。trk2zpo.exeは、通常、luidを生成しません。 trk2zpo.exeで作られたZPOファイルは、例えば3回読み込めば、3つの図形が読み込まれます。 コンバータとしては、これが一番安全です。
一方、Z2はluidを持たないZPOファイルは読み込みが失敗します。 trk2zpo.cfgに「luid=1」という行を書くと、trk2zpo.exeはluid付きのZPOファイルを生成します。 しかし、luidが衝突するとデータが消えてしまうので、大変です。 trk2zpo.exeは次の材料でluidを作っています。
これらのすべてが一致しない限り、同じluidが発生することはありませんから、trk2zpoが同じluidを 発生する可能性は極めて低いと思います。 一方、Zが作ったluidとの衝突も、128bitの一致ですから、可能性は極めて低いと思います。
が、用心したいという人は、ZPOの読み込み専用に、専用の「図形ファイル」を作ることをお勧めします。 これが、使い方の10番の作業です。
古いバージョンのZではluidのないZPOファイルを読んでくれません。 簡単な対応表を書きます。 (情報を募集しています)
| Z[zi:] | Z[zi:]II | Z[zi:]III | Z[zi:]IV | Z[zi:]5 | |
|---|---|---|---|---|---|
| luidなし | × | ◯ | ◯ | ||
| luidあり | △ | △ | △ |
アーカイブに含まれるファイルは無保証です。 特に「luid衝突問題」については、あらかじめ理解して使って下さい。 プログラムの利用やソースの改変や一部の利用はご自由にどうぞ。 でも、くどいようですが、その場合も無保証です。